今日も一日ガルザウルス

先生が蒸発してるんだ!どうして…?

DMGP2023-1stに行ってきた

初めまして、もしくはお久しぶりです。しぐまむらです。ブログの更新がしばらく止まっておりました…

4月15日・16日に行われたDMGP2023-1stに出て、モチベが高まっていたのと結構色んな人がGPの感想を書いていたので僕も書きたくなりました。とか言ってたら下書きを暖めたままもう1ヶ月が経過していました。なんで?

ちょうどCSを真面目に出るようになって約1年が経過したこともあり、何かしらの形でアウトプットしたいなと思っていたため、備忘録も兼ねて自分語りをしていこうと思います。

1.デュエマに復帰するにあたって

僕がデュエマを始めたのは2002年の第1弾の頃なので、デュエマとはもう20年もの付き合いとなります。今でも酒を飲みながらデュエマの漫画やデュエルジャック!や付録、カードプールの話で盛り上がれるくらいは当時ハマっていたようです。好きなカードはガルザウルス、好きな回は麻婆をラッシュで食う回、好きな女の子は覇羽あゆちゃんです。

極神編〜神化編期は一番周りがプレイしていた時期であり一番モチベが高い時期でもありました。塾とフードコートと市民体育館の休憩室でめっちゃカードゲームしてたんですよね…

高校進学以降は周りのTCGをやる同級生も減り、自分も遊戯王に移ったことで、覚醒編以降は周りのプレイヤーも少なくなり、E1期以降はどんどん疎遠に…。関東に住みデュエマVSにハマったのでデュエマの新情報をまた追い始めたのはDS期から。やっぱり史上最高にハゲしくアツかりしカードバトルなんだよな…

ちなみにNIIGATAにはドアサの文化はありません。ジュエルペットとかは当然ないし、10時にプリティーリズム単体で放送してたからね…


転機となったのは、2021年の4月末〜5月初旬。

僕の住んでいる新潟県長岡市に、なんとカードショップが2店舗オープンしました。

※そもそも長岡市TCG事情なのですが、2014年〜2020年頃まで『デュエマを扱っており店鋪大会が開催されるようなカードショップ』は無かったと記憶しています(間違ってたらごめんなさい)。

15年前は長岡にカメレオンクラブが2店(うち1店はデュエルロード開催店舗だったため+1DREAMが売っていて感動したのをよく覚えています)(ヘヴィメタル期にデュエマやってなくてスーパーデッキ買えなかったので大変重宝しました)あり、且つその辺のフードコートでもデュエルができる時代だったのでTCG熱は多いにあったのですが、2店舗とも閉店。自分もNIIGATAを離れていたので定かではないですがそれ以降長岡市にカードショップは無かったような…?

一方で新潟市の方はデュエマをはじめTCGが栄えていたらしいと聞いていますが、新潟市にあまり行かない人なのでよくわかっていません…。


そんなところに舞い降りたTCGショップ開店の報。

同中フォロワーであるンEDィさんに連絡を取り「なんかカード屋の屋台できたらしいんだけど行ってみね?」ということで訪問。

フォロワーもひっそりとデュエマをやっていたらしく、また両店ともしぐまむらハウスから非常に近かったため、TCGを再開するにはこれ以上ない理由を手に入れました。

で、デュエルガルド長岡さんではCSが開かれていることを知り、7月に初めて行ったのですが…

「あ、これ俺が知らないだけで新潟ってデュエマ発展してたんだな…」

ということを認識。というか2012年に長岡でCSやってたり、新潟市の方にカードショップが色々あるんだから、そりゃDMPもいるわけですよね。

CSどころか公認大会すら10年以上出ていなかった僕が勝てるはずもなく、今思えば「何故勝てないかよくわかってないけど自分の使いたいデッキでCSに出てる狩られる側のプレイヤー」だったのかもしれません。

そこから約半年、仕事が忙しい+プロモがデドダムからサイゾウミストに代わり友人もモチベが下がっていたため全く大会に出ていませんでした。デュエマに真剣になったのは2022年のGW頃。あまりにも暇すぎてYouTubeでのデッキ紹介動画を見てたことがきっかけに、「せっかく遊ぶなら、ちゃんとデッキを組んでCSに出てみよう」となりました。連休があってもやることのない虚無でかわいそうなオタクだねとか言わないでください。

昔抱いていた「紙に金をかけるオタクにはなりとうない…」という浅ましいプライドを捨て、ようやく真面目に趣味に取り組むようになりました(僅かながら良心は残っており、1,000円を超える紙を買うのは今でも躊躇します)

幸いデュエルマスターズというTCGYouTubeでの情報発信が多く、在宅でも流行りのカードやデッキタイプ、トーナメントシーンなどがある程度分かるような地盤が整っていました。

これの何がすごいかって言うと、調整相手不在でもなんとなく動画で見たことを真似したりとか、デッキの回し方・回され方(もちろん映像映えするものが動画となっているので現実はそんなに上手くいかないんだけど)がわかるので非常にありがたい。

意外と他のTCGってデッキ紹介動画でカードをプレイした時に逐一カード画像が出てきたりテキスト解説みたいな親切なことをしてくれる動画って少ないんですよね。その点デュエマはそれが当たり前になってるのは本当に素晴らしい文化だと思います。

環境に恵まれ動画勢からちょっとずつステップアップしてCSに出るようになりました。

今では毎週のようにこれ。

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TL頻出の画像(俺と北海道のオタクしか使っていない)なので覚えて帰ってください。該当のコマはお試し部分から読めます。

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2.GPに向けて

デュエルマスターズのオタクはGPが好きらしい。

自分にとってもGPは1stの時から遊びに行ってブードラをやったり、2ndのサイン会にも参加したり、紙をやってない時期もGPの配信を見たりと、かなり思い入れのある舞台でした。昔は入場フリーだったんですよね。

前回のDMGP2022はオリジナルのみ参加。1日目は弊社の芋掘りがあって申し込めませんでした…

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これは弊社の芋掘りに勤しむ可愛いしぐまむらさんです

 

オリジナルは先着順・定員3800人という中で3次応募の受付番号3799番目という意味わからん滑り込みで参加できたものの、デッキ選択を日和って2-3と惨敗…。悔しい結果だけが残ったこともあり、次こそはと再起を誓っていました。

 

日頃の行いも良くGP2023-1stは運良く両日当選。

まず、幕張メッセに行く手段を確認。

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…………これ、長岡から始発で新幹線乗っても間に合わんくね?

からのこれ。

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幕張メッセとかいう絶妙にアクセスが悪く遠い場所で、予選開始8:30開始という強行スケジュール。

タカラトミーさん、カードゲームやってるオタクに健常者はいないのでせめて起きれる時間に開始してください…………

まずは行きの夜行バスを予約。そして帰りの新幹線を予約。この1週間後に何を間違えたか同一日程の帰りの夜行バスを予約します。僕は一週間フレンズです……

行く手段が整ったところで唯一の調整相手であるンEDィさんと紙遊びコミュニケーションし、デッキ選択を考えることに。

オリジナルは毎週CSに出ていたことや、YouTubeでの情報発信もあるため環境とかはある程度理解していましたが、アドバンスの情報と知識があまりにも無さすぎる。アドのCS、全然開かれてないからね…

というわけで毎週日曜日はCS(オリジナル)→デュエマフェス(アドバンス)でハシゴして練習していました。

まずもって「自分の一番使いたいデッキを使うこと」を意識。GP2022でデッキ選択を日和った結果、自分の使おうと思ってやめたデッキと1回戦で当たり有利対面なのにタコ負けしてめちゃくちゃ後悔したんですよね…。予選9回戦を心中できるデッキ且つ疲労&緊張で余計なプレミをしないように回し方や勝ち方がしっかり理解っているデッキを持ち込もうと思いました。


3.アドバンス編

アドバンスは4c万軍投、モルネク、赤黒バイクの3択でした。

結局『4c万軍投』を選択。万軍投の捲りで幅広い対面を見れる、外部ゾーンが強いので浮いたスロットに受けもある程度詰める、3→5→7でクラジャ投げればどうにかなるやろと考えていた点を気に入りました。ペディア下の万軍投で6回GRするの気持ち良すぎてやめられなくなるに決まってるだろ…

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バイク・モルネクの速さがキツすぎて、盾で受けてリソース伸ばすためにザインティ全抜き・火噴く4投にしました。

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結果は4-3で終了。

まさかのじゃんけん全敗。

対面練習が甘かったことの前に、これだけモルネク・バイク・5Cが多いと読めなかった自分の負けです。龍覇爆炎が発売して以降同じような対面に飽き飽きしたモルネク逆張りマンが増えると思ってたのにそんなことはなかった。バイクには当たりませんでしたがトリガー踏ませられないとほぼ負けるので結果は変わってなかったかも。

確かにデドダム→ぺディアでそれなりにゲームになるし、そこから万軍投でかなりアド取れるしクラジャ投げるとゲームエンドになるのは強かった。途中のマナ置きシビアだけどイデパラ挟むと初動潰しつつペディアでの再利用できるし。

ただ、既に出来上がった盤面を捲るのは無理すぎる。返す手段ないから勝つためにガイアッシュ→クラジャしかないじゃんね。

5cモルトに対しては全然五分じゃなかったです。万軍投でカット引くか・相手のザーディが着地するかの勝負だと思ってましたが、いざザーディが着地すると無限とこしえ蒸発機が起動しそのままゲームエンドになってしまいました。メインデッキのカードパワーの差が顕著に出てしまっていたと感じました。

アドバンス、難しいぜ…。

ドロップ後はガンスリ回しに行ってfin.

アドバンスはNIIGATAの大谷翔平世代がベスト64になったり3位入賞しててNIIGATAの底力を感じましたね…

 

4.オリジナル編

オリジナルに出るにあたり

・GPのような大型大会は普段CSに出ているガチ勢・デュエマフェスしか出たことのないカジュアル勢が入り乱れる

・コロナの影響で大型大会初参加の人も多分たくさんいるはず

YouTubeやCS結果レポートに載っている"入賞数の多い環境デッキ"を持ち込む人が多そう

YouTube大好きな層やサガループに親を殺された人たちはデッキ選択への影響を余儀なくされ、その結果練度が低い人も多そう(偏見)

・有象無象のデッキがいそうだが、予選後半戦はCSみたいな環境になりそう(デッキパワーが低い山は徐々に消えていく)

を意識。

デュエルマスターズで大事なことは、いつもアーチーchで学んでいます。

環境予想はアナカラージウオッチ、サガ、赤単、アナカラーオービー、青魔導具の母数が多いものの、オリジナルらしい雑多な環境と想定。

サガ環境でサガにこてんぱんにされるようなデッキは少なく、自分の動きを強くする過程でサガも無理なくメタれるデッキが多いと思慮。特にアナカラージウオッチ(アナジャ)は対面を幅広く見れるデッキでありGP前も色んな解説動画が上がっていたので多いと予想。

使ったリストはこれ

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使用デッキは最初から『赤単ビートジョッキー』と決めていました。

理由は

①赤単B我が好き

②赤単は環境の通りが良さそう

③逆に赤単メタでこたつむりの採用優先度が高そう

④ミッドレンジ寄りでリソース補充できるくせに貫通性能高め

⑤極端なロングゲームにならないはずなのでプレミ抑制ができるはず(試合がすぐ終わるので択の発生回数が少ないため)

⑥困ったらソンクン

の5つ。

太ももがムチムチすぎて赤単B我からB我が抜けたらしい。

ソンクンは盤面処理や2打点や実質除去耐性を兼ねる対応力の塊なので色んな対面を破壊できそうという理由から、ソンクンを一番上手く使えるデッキ(3ターン目に着地させるデッキ)にしたかったことがデカいです。

4ターン目に出るソンクンより3ターン目に出るソンクンの方が圧倒的に強いです。1回多く殴れるし、環境的にも2コスの初動クリーチャーを除去りたい対面が結構多いので…

メタカードのウサブレラについては警官の返しに無理なく投げれてテンポアド稼げる、しかもパイセンで持ってこれる、ダコチ軽減対象でビートジョッキー軸との噛み合いもよく採用。

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結果は予選8-1、本戦1没のベスト128。

予選では初っ端サガと3連戦。

1回戦目からいきなりサガループされてこれ。

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こたつ立てていたのと投了をしなかったおかげでなんかターン帰ってきて返しに打点並べてそのまま勝ちました。

サガ対面のウサブレラでの足止めはやはり強かった。警官の遅延に対してもパイセンによるリソース補充を挟み横打点確保+迷いはないケアもできて安心して殴れました。

2Tチュチュリスからの3Tダチッコソンクン我我我みたいな上振れ3キルが決まると気持ち良すぎて糸色丁頁。これ7打点+ソンクン効果3回発動してるのヤバすぎ。カンゴク→パイセン→チュチュリス我我我罰怒みたいな手札貯めて手裏剣みたいに投げつけるプランも強かった。

4邪に対しては「マナ置きとこしえ+ペディアナカラージウオッチと勘違いして先行3キルに行ったらノートリ+赤マナがなく邪王門撃たれなかったため勝ち」のマジモンの運勝ち(「あの〜すみません、それって何のデッキだったんですか?」案件じゃん)。

赤単ミラーは後手だったけど後2こたつキャストからの盾から引いたダチッコソンクンで盤面荒らして後4で走って勝ち。ソンクンは全てを解決する。

予選を駆け抜けたまでは良かったですが、本戦1回戦はじゃんけんに敗北、アナハンに先2ベラドンナで唯一の2コスだったチュチュリスを抜かれ、ウサブレラによる遅延はできたもののユピテルと秩序を序盤からキープされ盤面を荒らされ続け、VV8で禁断起動されて敗北。

本戦1没太郎なのはめちゃくちゃ悔しいですが、デッキ選択が良かったことに加え、上振れの翁により実力以上に勝ち進むことができました。

オリジナル優勝者もビートジョッキー軸を使用し、ベスト128の赤単我我我使用者もソンクン採用型が多かったらしく、握ったデッキ自体は間違ってなかったと思います。

 

5.GPを終えて

デュエルマスターズのために練習した約2週間とデュエルマスターズ漬けの2日間。

大型イベント、ホンマにドチャクソ疲れるけどなんだかんだ楽しかった。

ガンスリは動き出しが遅れ天門プレマしかゲットできませんでしたが回転率も良く順調に進められました。途中偶然遭遇したNIIGATA勢と一緒に並んで2戦目で対戦するというハプニングあってワロタ。

ちなみにダルマ落としはクソです。ラーメン屋より並ぶし、オタクのスイングがキモいし、ダルマ落としの土台破壊するし、俺は運動音痴なので。

夜行で行って8:30から紙しばいて酒飲んでホテル泊まって、次の日も8:30から紙をしばいて終点で帰った2日間でした。

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デッキ調整とラーメンを手伝ってくれたンEDィさん、一緒に予選を駆け抜けたNIIGATA勢、6年ぶりにFFに戻ったフォロワーとの再開、仮面ライダービルド最終話聖地巡礼、その全てに感謝。

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GP終了後にモチベはバーンアウトすると思っていたのに、NIIGATA勢の上位入賞や自身も結構悔しい負け方をしたことで逆にモチベが上がってしまいました。健常な生活に戻るつもりだったのに、まだ僕は紙のオタクをやめられないようです…。

 

NIIGATAのDMPのみなさん、改めてこれからもよろしくお願いします。NIIGATAのTCGを盛り上げられるよう微力ながら頑張りたいと思います。ゴルフの練習行きましょう。

 

そして最後に。

フォロワー!超CS新潟でまた会おう!絶対ソイポで並んで写真撮ろうな。

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『ソフィーのアトリエ2』レビュー〜異世界アトリエは錬金術とともに〜

みなさん、お元気してますか?

ゴールデンウィーク、楽しみましたか?

遊び足りなくないですか?

アトリエの最新作がこの前発売したんですけど…

ご興味ありませんか?


というわけでソフィーのアトリエ2のレビュー兼布教記事を描きました。

なるべくネタバレには触れないようにするので、内容は薄いと思いますがどうかご容赦を…

 

ソフィーのアトリエ2とは?

故郷キルヘン・ベルを離れ、旅を続けていた錬金術士ソフィーが体験した数多の冒険のうち、ひとつの物語。

夢幻世界「エルデ=ヴィーゲ」で離ればなれになった
相棒のプラフタを探し求めるソフィーの冒険譚と、 巡り合う仲間たちとの絆と心の継承を描きます。

引用元:ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ (gamecity.ne.jp)

アトリエシリーズといえば、タイトル毎・シリーズ毎に世界観は違うものの、主に「調合」「冒険」「戦闘」の三拍子揃った作品です。

今作は『ソフィーのアトリエ』(以下、『ソフィー1』)と『フィリスのアトリエ』(以下、『フィリス』)を繋ぐ外伝的な作品となっています。

アトリエシリーズ、並びに不思議シリーズを踏襲しつつ、異世界を舞台とした過去作とは違った冒険を楽しめる作品です。


・ソフィーちゃんが可愛い!

なんてったってソフィーちゃんが可愛いんです。

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『ソフィー1』と比べて数年の月日が経過しており、天真爛漫さがちょっと落ち着き大人びた大人びた印象。

あと、デカくなってます。

アトリエシリーズ20周年の人気投票では、堂々の第1位に輝いたこともあるキャラです

ここまで愛されるのには、それ相応の"理由"があるんです。

その最たるものが、「可愛い」こと。

顔も、声も、衣装も、仕草も。前向きな努力家なところも、ズボラなところも。本当にクセがなく可愛いところが人気なんだと思います。

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今作はそのソフィーちゃんが主人公続投となっています。

不思議シリーズをプレイしたことがある人なら、『ソフィー1』のソフィーが一番モデリングが良く可愛いことはご存じでしょう。

この作品は『ライザ2』のモデリングを更に進化したものになっており、とにかくソフィーちゃんの可愛さに磨きがかかっています。

ソフィーちゃんの周りも可愛いに溢れています。

 

プラフタも可愛い。

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レベルアップ時に鎧の腕とハイタッチしてるんですよこの子…めちゃくちゃ可愛い。

ラミゼルさんも可愛い。

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みんな可愛いんです。

「スクショの撮り甲斐があるゲーム」は、それだけでプレイしていて楽しいんです。

 

アトリエシリーズでほぼ共通なのですが、明確に悪人って言われるような人って出てこないんですよね。

この作品においては、夢を叶えるために異世界に集まってきた人ばかりなので、頑張り過ぎて空回りする人はいれど、悪事を働くキャラとか、最初から最後までねちねち悩んでるキャラはいません。

異世界アトリエと言えど、優しい世界はそのままです。

 

・何とは言わないが全体的にデカい。

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うおッ でっか…

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プレイ開始30分程度で遭遇する巨乳3名からのお○ん○んアングルでおぎゃみが深いね…

 

・『ソフィー1』をやったことない人も安心!ダイジェスト機能付き

「『ソフィー2』やりたいけど『ソフィー1』をプレイしたことないからストーリーわかんないよ〜!」と思ってる方、ご安心ください。

なんとタイトル画面から前作のストーリーのダイジェストを見ることができます。もちろん強制ではないのでネタバレを見たくない人は見ないことも可能です。


今作は色々な時代から人を集めた異世界が舞台であり、ソフィーと初対面、もしくは顔馴染みの人物と関連があったり昔の姿のキャラが出てきます。

ですので、極論過去作を全く知らなくてもプレイできますし、過去作を知っている人はそのキャラの名前が出ただけでテンションが上がったり「この人こんな性格だったのか…」と違った楽しみ方ができる点は分かりやすいですね。

ソフィーとプラフタが師弟であり親友であり家族のような関係である、ということだけ知っておけばストーリーにのめり込める気がします。

ちなみに前作をはじめとした不思議シリーズはDX版として追加要素を取り入れた廉価版となっています。

旧作は連休などのイベント期間ににニンテンドーeショップやPSストアでセールになっていることが多いみたいです。

・新感覚の「異世界アトリエ」

みなさんは「異世界なろう」系の作品は読んだり見たことはありますか?

主人公が異世界に飛ばされる系の、あれです。

異世界転移した主人公は、現実では持ち得なかった超チート能力を持っていたり、現実での常識に基づいて料理なり政策なりすると原住民に褒められる…など、色々ありますよね。

『ソフィー2』においても、「異世界アトリエ」じみた現象が発生しています。

そもそも導入がめっちゃポケモンLEGENDSアルセウスでワロタ

 

ソフィーが訪れたエルデ=ヴィーゲには当初錬金術士が2名しかいません。

その中でいきなり、賢者の石を錬金したことのある錬金レベル50のソフィーちゃんが来たら……あとはお分かりですね。

(ちなみにプラフタは『ソフィー2』前日譚である『プラフタのアトリエ』開始時にレベル15、『ソフィー2』開始時にレベル20です。文字通り、レベルが違いますね…)

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「やるじゃねぇかソフィー。あんな戦えるなんて、マジで錬金術士かよ!?」

チュートリアルでぷにぷにを倒しただけで褒められるこの気持ち、なんだこのむず痒さは…

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「それほどよくない品質の素材を使い、慣れていない釜で完成させるなんて…」

完全に「何って…ただ中和剤を作っただけだが?」状態。

 

異世界なろう好きな中高生の気持ちが分かってきた気がしてきたぞ…

 

・ソフィーとラミゼルさんの距離感

これです。

これにこのゲームの全てが詰まっています。

軽いネタバレしちゃうと、ラミゼルさんはソフィーの祖母の若い頃の姿です(この情報はプレイ開始から1時間ちょいで明かされるので許して!)。

まだ結婚もしていない、恋に恋する(?)ラミゼルさんと、最高の錬金術士である祖母を尊敬してやまないソフィーの、もどかしい距離感。

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オタクの顔面ネチャネチャになっちゃう…

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いいねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

歳の差百合とか、パラレルワールドとかで昔の姿の親と子が共闘するのが好きなオタク、全員この2人のイチャイチャを見届けてくれ。

 

・プラフタとロリフタの掛け合い

別の時間軸の同一人物が同じ世界にいたらどうなるか?というお話。

クールで冷静なプラフタが、好奇心旺盛な昔の自分の姿を見て恥ずかしそうにしているところもたまらんですなぁ…

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萌えフタ…

汚れを知らぬロリフタ、この頃は夢に前向きで幸せだったんだな…(遠い目)

 

・「時間制限」のない生活

従来のアトリエには「一定の期間内に○○まで進めないとゲームオーバー」みたいな、いわゆる「時間制限」のシステムがありました。

最近のアトリエシリーズでは撤廃されており、もちろん今作にも時間制限はありません。

心の許すまま、自由に異世界を冒険し、すごいアイテムを錬金し、強敵に挑むことができます。

後述の調合システムが作業ではなくメインの面白さになっていることもあり、時間を忘れて楽しめるようなアトリエ初心者にもおすすめの作品です。

 

今作『ソフィー2』は「離れ離れになったプラフタと再開する」ことを目的に、調合に冒険にとエルデ=ヴィーゲを駆け回ります。

アトリエシリーズは世界を救うことを目的として冒険や修行をしている訳ではありません。

マリーのアトリエ』のキャッチコピーが「世界を救うのはもうやめた。」としているように、

『ソフィー1』のキャッチコピーが「そろそろ世界を救うのにも飽きてきた。」としているように。

ただ、「自分たちの日常を守りたい」「誰かを助けたい」といった願いを叶えるために、錬金術を使います。

その過程で、世界が救われていることもあるのです。

(まあなんやかんやあって今作も世界を救ってしまうことにはなるんですけどね…)

 

・『ソフィー1』から進化したグラフィック

『ソフィー1』が2015年の作品であり、約6年後に出た今作はグラフィックもかなり進化している。

それもそのはず、2020年に発売した『ライザ2』のエンジンを使用しているため、モデリング、フィールド、戦闘全てが高水準。

今作は異世界「エルデ=ヴィーゲ」を舞台にしており、異世界らしく(?)拍子抜けなくらい普通の街や草原、湿地、火山、氷穴に砂漠…などなど、広大なフィールドを走り回り、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

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やっぱり広いフィールドを歩き回れるのは楽しい!

フィールドも広大で、体感『ライザ2』よりちょっと広いくらい。

採取のために歩き回ってるだけでもカメラをグルグル回してるだけで楽しくなりますね。

ここから更に天候操作によるまた違った景色も楽しめます。

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最近のアトリエはジャンプの対空時間がかなり短くなってしまったのでパンチラを拝めないことだけが難点です…

 

雨が降った時の服がぴっとり張り付いているのも健在です。『ライザ2』よりエッッッ度は減っています。これはKENZENなゲームなのでソフィーちゃんをえっちな目で見ることは許されない…

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後述のシームレス戦闘もありオープンワールドチックなつくりになっているため、作品へ没入できますね。

 

・良質なBGM

アトリエといえば劇伴曲の良さ。

今作はめちゃくちゃ盛り上がるBGM!というよりは作品の雰囲気に合ったBGMが多い印象です。

特に戦闘BGMにおいては、パーティの平均精神年齢の高さもあり、愉快な感じではなく落ち着いたかっこよさの雰囲気というか、冒険というより旅での戦闘というか、ダンジョンではなく広大なフィールドでの戦闘らしさというか…

且つ、不思議シリーズらしさを損なわないBGMが多くて良きです。

ちなみに僕が一番好きなのは街の昼BGMである「どこかの隙間で」です。街BGMめちゃくちゃ良すぎるよ今作…


・思った以上に快適なシームレス戦闘

アトリエといえば作品ごとに変わる戦闘の目新しさ。もちろん、本作は戦闘面もかなり進化しています。

最近のシリーズ同様にマップ内の敵とのシンボルエンカウント方式は変わりません。

以前の作品であれば、敵と接触するor杖を当てると画面が切り替わりバトルに突入するのですが、今作はフィールドの地形や魔物がそのままに戦闘に移行するシームレス方式となっています。

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これは実際にプレイしないと分からない点もあると思いますが、画面の暗転を挟まないのは目新しさ以上に物凄く快適です。

 

・帰ってきたターンバトル制

今作は前衛3人・後衛3人のコマンド式ターンバトルとなっています。

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今までの作品だと4人しか戦闘に参加できないせいでメインパーティに入らないキャラはなかなか使う機会がなかったり、大人数戦闘でも前衛がメインとなり後衛は影が薄かったり、そもそもいい匂いのする女の子たちでパーティを固めてしまったり…とパーティ構成は誰しも悩んでいたはず。

実際に僕もライザだとライザ・クラウディア・リラ、ライザ2だとライザ・クラウディア・パティ・セリと美少女パーティを組んでしまいました。オタクすぎて美少女動物園にしないと遊べないのだ…

しかしご安心を。今作はパーティメンバー6人が全員参加となる戦闘方式です。

「アサルトチーム」「バックアップチーム」と仰々しい名前が付けられていますが、ダメージを「かばう」ことや今作の目玉であるツインアクションにより、前衛後衛の交代ができます。

ツインアクションはTP(テクニカルポイント。通常攻撃を与えたりダメージを食らったり、戦闘開始前に杖で先制攻撃できると増える)を消費し、前衛1名と後衛1名が交代しながらそれぞれの行動ができます。回復×攻撃で体力の低くなったキャラを逃しながら戦況を整えたり、攻撃×攻撃で実質2回分のターン分攻撃したり…と戦略が広がります。しかも、ツインアクション使用時のMP消費は10減少するため、遠慮なくスキルを撃っていけるのも魅力。

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各キャラのスキルもシンプルなものから追加効果やエフェクトが派手なものまで色々あり、且つ6人のキャラを使い分けていくため見ていて飽きないのも魅力です。

一方、今作の中盤以降の敵は「オーラ」を纏っており、これを纏っている間はほとんどダメージを与えられません。

「オーラ:○」の数字を0にするとオーラが解除となり、敵が1回休み・被ダメージ増などのデバフを入れることができるため、「いかに素早くオーラゲージを削るか」が戦闘の中心となってきます。

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このオーラシステムがツインアクションとは相性抜群で、単純に1ターンに2人分の攻撃ができるためオーラを削りやすいだけでなく、交代して登場してきたキャラクターのスキルはオーラ中のダメージ軽減効果を無視してダメージを与えることができます。

「ツインアクションをいかに上手く使っていくか」が戦闘の基本となるため、どんどん使いこなしていきたい要素ですね。

ツインアクション発動前に、キャラ同士の掛け合いがあるのは嬉しいですね。オタクはこういう要素が好きなので…

ちなみにデュアルトリガー(今作の「必殺技」的存在。ツインアクションにならって、特定の2人で強力な技を放つ)を使用すると戦闘リザルトでも特殊な掛け合いを見ることができます。

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でっか…

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ソフィー×アレットのデュアルトリガー発動後のリザルトです。

う〜ん、萌え!w

 

・パーティメンバー6人全員で戦っていこう!

今作は6人のキャラが入り乱れる戦闘方式ですが、しっかりそれぞれのキャラの個性が出ています。

例えばソフィーならアイテムアタッカー、プラフタならアイテム使用に加えデバフや相手のバフ消去、ラミゼルは物理特化で通常攻撃が強くブレイク中の敵にダメージが通りやすい…などの特徴がありますあり。

ここで前衛後衛システムが活きてきます。普通のターン制であれば自分のターンが回らないと行動ができませんが、ツインアクションを用いる今作であれば、前衛のどのキャラクターの行動時であってもいつでも前衛後衛を交代し攻撃が可能です。わざと最初から後衛に配置することで、序盤は前に出さないけどブレイク中に即交代して火力技…というように「任意のタイミングで交代しスキルを撃てる」という戦略の再現性が高いことがポイントだと感じます。

そして、6人戦闘で「誰かが弱くて全然使わない」ということは全くありません。

それぞれ個性があって、全員に役割があり、全員強いです。

誰かをハブらなくてもよい、というシステムはかなりポイント高いです。

そのおかげでキャラにも愛着が湧いてくるので一石二鳥ですね。


・戦闘スピードの調整

今作でかなり評価が高いと感じる要素です。

戦闘スピードを1.0倍、1.5倍、2倍と切り替えることができます。

今どきのゲームってスキルなどの演出面の派手さを求められる反面、作業的になるとスキルが長いからストレスにもなりかねないという二面性を抱えてると思うんですよ。

今作でも「ツインアクションでオーラとHPを削っていく」戦闘が基本となるため、雑魚戦であってもどうしても演出がしつこくなる…と思いきや、倍速設定を使えばとんでもなく快適に戦闘ができます。

ですので、本当に意外なほどゲームテンポは良いんです。

L3押し込みで変更できるため、ボス戦ではしっかり演出が見たい、という需要にもばっちり対応できています。


・めちゃくちゃ面白い「調合」パート

今作はマジのパズルゲームです。f:id:yasai_don:20220506004740j:image

今作の最も時間を費やすことになるであろうパートであり、今作の最も面白いと感じるパート。それが調合です。

『ソフィー1』で採用されていたパネル調合の発展版となっており、マス目のついた調合パネルに1マスやL字や長方形といった様々な形の錬金成分を配置していきます。

ここで重要なのが「マスを全部埋める」ことではなく、調合したアイテム・装備の効果を高めるために右下の「効果レベルを上げていく」ことです。

特性や品質が高くなくても、メインとなる効果が高ければ、十分以上に強いアイテムが作成可能です。

序盤はR2ボタンで自動的に配置してくれる「おまかせ錬成」ができるため簡単にアイテムを作成できますが、ストーリーが進行するにつれ素材が増えたり調合できるアイテムが増えたり触媒の種類が増え調合パネルが拡大すると、どんどん効果レベルを高めることができるようになります。

ここが本作の面白いところで、「同じ素材でもどう配置すれば多くの効果レベルを発現させられるか?」「どういう大きさのものに替えたらできるか?」「回転・反転させてできないか?」「素材を別のものに変えたら効果レベルが上がるか?」

のトライ&エラーで調合を進めていくことになります。とにかく考える、パネルをはめてみる、無理そうなら素材選択の段階からやり直す…。

この考えてる時間が、超絶に面白い。

「同じ素材を使うなら、せっかくだし良いアイテムを作りたい!」という人間の欲望をくすぐるデザインです。

このトライ&エラーの果てに、理想のアイテムを完成させた時の達成感は、それはもうハンパないです。

 

ですが、ストーリーを進めていくともっといいレシピを発想したり、特性を付けれるようになったり…。

もっと強いアイテムが作れるようになったら、もっと冒険が快適になるアイテムが作れるようになったら。試してみたくなりますよね?

そしてまた調合の日々に戻るのです。

 

アトリエシリーズはレベルを上げても勝てない敵でもアイテムとか装備を強くすれば勝てるゲームです。

ではこの調合パートがストーリー進行を妨げる要因になっているのか?と言われると、このゲームをプレイしたことのある人の10人中10人が「それは違う!」と答えると思います。

それだけ、調合のシステムが面白い。苦労して、頭を使うだけの価値があるパートだと思います。

最初にこのゲームを始めた瞬間は本当にちんぷんかんぷんでしたが、"コツ"に気づくとあら不思議。

ある程度のやり方と、成功体験。この2つが揃ったらもう抜け出せません。ストーリーそっちのけで調合画面とにらめっこしていました。

 

ちなみに、ソフィーちゃんは前作の調合レベル(MAXのLv.50)を引き継いでいるため、レシピ発想が既にあらかた解放されています。ゲーム開始時から賢者の石のレシピ覚えてるのやべぇよ…

今作はエルデ=ヴィーゲという異世界なので、ソフィーが今まで見たことのある・使用したことのある素材はないため、即時作ることはできない…という設定があるので納得もできます。

主人公続投したのにレシピも何もかも忘れて弱体化したキャラなんていなかったんや…


・絶妙な難易度

今作には最初から選べる難易度が4種類設定されています。(EASY、NORMAL、HARD、VERY HARD)。

サクサクストーリーだけ進めたい!という人は敵のHPが半減しているEASYがオススメです。

NORMALだとその次に簡単なの?と言われると、意外とそうでもなく、バトルは歯応えがあります。ゴリ押しプレイだけでは敵わず調合パートである程度装備を整えないと難しいボスもいるので、アトリエシリーズらしい冒険がしたい方に一番オススメの難易度です。

難易度HARD、VERY HARDだと、ボスの体力が多くてキツい部分が出てきます。

ちなみに、ボスの体力が多いからターン数が増えて面倒とか手間だとかは感じませんでした。オーラを削る→ブレイクする→ダメージチャンスの後の攻防が生まれ、ロングゲームを見据えた動き方をする・それが可能なアイテムを用意する必要があり、手応えはありました。

アトリエ経験者はHARDでもいいかもしれませんね。

ちなみにこのゲーム、トロコンには「VERY HARD以上でラスボスを倒す(ラスボスは倒したら復活しない)」ものがあるのでご注意を…。

このゲームはシンボルエンカウント制なので、ザコ敵といちいち連戦する必要もなく、道中のレベリングすらほとんどせずにストーリーを進めることもできます。

ですがストーリーの要所には強力なボスが登場します。

対策を怠ると、完膚なきまでにボコボコにされます。本当にオーラ削り切るまでもなく全滅したこともありました…

このような「レベリングさぼってた!強すぎる!勝てない!」というストレス(ストーリーの円滑な進行を妨げる)部分は、やはり調合が全てを解決します。

アトリエシリーズはレベル上限があり、終盤になるにつれレベル上げよりも装備の強さが重視されます。

言い換えれば、レベル上げなんぞしなくても調合で強い装備を整えればボスを倒せるということです。「ある程度強いアイテム・装備を作って道中を快適に進める」→「ボスが強くて躓く」→「更に良いアイテム・装備を作ろうとする」→「調合が楽しすぎてやめられなくなる」→「一旦ストーリーの進行に戻る」……

という循環にハマってしまうようなゲームバランスになってると感じます。

ここのバランスが絶妙で、うまいこと調合に誘導されるんですよね…

 

おわりに

というわけで『ソフィー2』の簡単なレビューをしました。

ソフィーちゃんが可愛いなって思った全人類にプレイしてほしい作品です。


過去作と比べてとにかく各システムが快適でプレイしやすく、丁寧に作られていると感じます。

なおかつ、調合パートの面白さは飛び抜けています。

慣れるまでは少し複雑なものって、思い通りにできるようになると途端に楽しくなりますよね。このゲームでも、「ストーリーに躓いたから調合をやるか…」から「ストーリーを進めてマップが解放されたら素材も色々増えた!早く調合やろう!」に思考が移り変わっていきます。

そんな中毒性のある作品、是非みなさんもプレイしてみてください!


アトリエ最新作は評判いいからやってみようかなという人、アトリエ最新作気になってたけど同日発売のエルデンリングやってたからタイミング逃しちゃったなという人、6月末にゼノブレイド3やるから繋ぎで面白いゲームやりたいなって人、是非この機会にいかがでしょうか?

 

 

 

2021年思い出に残るセリフ集

あけましておめでとうございます。

皆さんはお正月はいかがお過ごしですか?23:57〜放送の魔法科高校の劣等生追憶編で年は越せましたか?

毎年年末に書いてるブログも、なんだかんだ年始に文字を打っております。30日まで仕事で31日ポケカの大会行ってたら書いてる時間ないんだよな…

というわけで恒例の2021アニメ好きなセリフ集です。どうぞ!

 

俺の賢人くんはカリバーに斬られたんだ!」(仮面ライダーセイバー 第17話)

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大感情持ってる人、すぐ「私の」とか言い始める…

「感じすぎるのよ…感じすぎて振り切れてしまった」(アサルトリリィBOUQUET 2話)

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感じすぎる10代の女子、なんか退魔忍みたいにイき死んでるようにしか見えない…

「待てれんげ!警察はマジでヤバい!!」(のんのんびより のんすとっぷ 4話)

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まさかの金太狼を思い出してめちゃくちゃ笑った記憶がある…

「ゴリラになっちゃう!」(22/7検算中 #5)

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これが逆進化の実ですか…

「相席すみません」 (回復術師のやり直し 第8話)

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ケヤルガ様が喋ってるだけでなんか面白くなるアニメ好き。さて、俺も愉しむとするか…

「ダブル包丁!!」

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「ダブル鍋!!」(真・中華一番! 第13話)
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まさかの分割(?)2クール目1発目から面白いの無敵すぎるだろ…超絶豆腐勝負の審査員のおっさんのアヘ顔も次回予告でダイマックスしてるショウアンも何もかも最強で、この勢いのまま2021年冬アニメのトップを独走し続けたアニメでしたね…

西武線でいける?(装甲娘戦記 第2話)

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世の中には「西武線で行けるところ」と「西武線で行けないところ」の2種類しか存在してないんだよな…

「窃盗・脅迫、そして盗撮…!完全に犯罪者ね…!」(WIXOSS DIVA(A)LIVE 第8話)

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@Gcup_akino 爆誕回。GカップだからG(ガード)を使うGameに1回しか使えない効果持ちってマジ?

「うるせぇ!!!!(声が裏返るオタクくん)」(弱キャラ友崎くん 第4話)

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好きなゲームと対戦相手を馬鹿にされて声裏返りながらキレるオタクくん面白すぎる…一時期スマブラの対戦通話やってて「アタファミはなぁ!!!」のキレ芸が流行ってた

俺がもし10年前にこの作品に出会っていたら、何か変わってたのかな…

「何のつもりだ貴様!そこで菓子でも食ってろ」(シャドーハウス 第5話)

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マジカルスパンキングの回なのでクソ笑ってた

「悲鳴を上げるな 陰茎が苛立つ」(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ)

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『閃光』めっちゃ好きなのにサビで全身タイツの人がひたすら踊ってる光景しか思い出せなくなったのどうにかして?

「今度はあなたの家に泊めてよ♡」(ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 第13話エンドカード)

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ひげを剃る 女子高生を拾う 生きてく

スタッフは最終話ちゃんと見た?テロップが酷すぎて最終話リアタイ勢が全員頭抱えてましたね…壮大な冒険に期待しなさい!(セブンナイツレボリューション CM)

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セブンナイツレボリューション〜セナ・レボと7人の継承者たち〜、CMが面白いソシャゲ原作リリース前アニメ…と思いきや普通に面白かった、というか2021春で一番楽しんでいた。本筋も良かったけど、何よりヒロイン(最初から優しい)と打ち解けてイチャイチャしてるアニメ最高〜!の萌えアニメ評論家になってしまいました。

好きなキャプは投獄されたネモに差し入れられるコロッケです。

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「あんた…仕事が思うように評価されていないのか」(8月は夜のバッティングセンターで。 第1回)

領域展開──────「八月野球娘」

ハチナイの名を冠しながらアニメ・ゲームのハチナイを余裕で超えてくる面白さでしたね…第7回「引き際」は自分が今期アニメ10選したら必ず入ってる出来でした。

夢男「夢男です」(ディーサイドトロイメライ 第4話)

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情報量〜〜〜!!!

「負の力に支配されてはダメ」(かげきしょうじょ!! 第9話)

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もしかしてこれルナティックトランサー(飲酒)の話してる?

「俺のいた世界では普通のことだったんだけど?(突然のイキリ)」(現実主義勇者の王国再建記 第13話)

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愚策とは愚かな策という意味ですよ♡

1月からの2期楽しみにしてる人おる?俺も同じ気持ち!

「よく顔出せたわね。一度敗れたのに参加するなんて…私だったら恥ずかしくて無理だけど」(SELECTION PROJECT 第2話)

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セレ乃がツンツンしてる頃の懐かしいセレプロ。可愛いね。2021年秋、同じような性格の女が集合しすぎだろ…(琴乃・セレ乃・プラ乃)

「ありがとう フォロワーさん」(SELECTION PROJECT 第11話)

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オタクやんけ…(萌え…)

「そんなことより歌を頂戴」(ヴィジュアルプリズン 第2話)

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わかる…身体で払うより急に歌ってほしいの視聴者の総意だ…

「お前は暗闇の本質を何も理解っていない…」(ビルディバイド2話)

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これが…暗闇の本質…!

「ベーコンと同じか…」(世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 第4話)

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一瞬どういうことかわからなくて「まるで将棋だな」の亜種かと思った(ちなみになろうの方ではタルトとの出会いはもっと薄かったので当然上記のセリフは存在してませんでした)

「咲き乱れよ!」

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「そのまま散れお!」(ワッチャプリマジ! 第5話)
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フォロワーにデブ専だと思われてるらしくてたまにみるきちゃんの画像が送られてきます。どうしてそんなことするの…

「ビールをジョッキではなくコップで飲む警戒心…!」(真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 第9話)

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瓶ビール飲んでるだけで褒められる狂ったセリフすぎて異世界に普通におでんが存在してることを誰も不思議に思わない…

 

サブタイランキング

回復術師のやり直し 第6話「回復術師は、血と涙を流す!」

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急にただのアイドルアニメじゃなくなるのやめてほしい…

怪病医ラムネ 第2話「竹輪の陰茎」

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初回放送の次回予告にしてはインパクト大きすぎない?w

真・中華一番! 第16話「爆炎の河」

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水辺が燃えているだけで面白いのずるい(そもそも料理アニメのサブタイかこれ?)

 

番外編

ブルーロック 第143話「ひとりじゃない」

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破壊者と化した凛が単独逆襲開始(エゴイズムフルスロットル)!

 

おわりに

今年の映えあるしぐまむらガールズ2021年は…

 

今鵜凪咲ちゃん(セレプロ)です!!!

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大変どうもありがとうございました。助かります。

 

2022年の推しアニメはまずもってブルーロックとビルディバイド2期です。アニメコイン全ベットしてもいいよな…?

あとは現国・ツキミチ・精霊幻想記の2021夏トリオかな…あとニジガク2期でも歩夢渾身のElder Flower咲かせてほしいですね…

 

というわけでアニメ振り返り終わり!2022年も頑張っていきましょう!

2020年思い出に残るセリフ集

今年もやっていくぜ2020年の印象に残ったセリフ集!

つい昨日仕事納めをしてきたばかりなので全然年末楽しめてません!!と思っていたけど実は去年も30日まで仕事してました!!世知辛いな…

4日から仕事だし普通に辛い。ソシャゲ界隈はもっと正月休みが少ないユーザーに寄り添ってくれ…

というわけでノミネートワードの発表です。10選に選ぶつもりが全くなかったので同一アニメで固まってたりします。どうぞ!

 
「にゃガ〜ン!」(ネコぱら)

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猫たちの日常(猫ふんじゃったのテーマ)が流れるだけで満足度222%を記録する特異なアニメ。

最近のスマブラのアップデートでは桜井政博氏がネコぱら10話にハマったせいでセフィロスの空中N攻撃が現場猫になったらしい。本当か?

 

「なんなんだよこのふざけたゲームは…!」(ダーウィンズゲーム 円盤CM) 


「悪い 思った以上にこいつらが簡単過ぎる」(ダーウィンズゲーム)

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カナメさんかっこよすぎるだろ…


「俺は一生推すことを決めている。」(22/7)f:id:yasai_don:20201231111827j:image

セリフじゃないんだが? 

ナナシャンが出てこない方のナナアニメであるナナニジ。当初リアタイ全くしてなくて3月末に一気見したら面白くて計算中まで全部追う形になってしまった…というか4~5月に計算中ハマったオタク多すぎでは?


「お疲れ様です!レベルアップですね、先輩」

喝采を!我等の憎悪に喝采を!」

「お前ら!今すぐ雑魚どもを蹴散らしに行くぞ!」

「ぐだ子です☆」 (実写版ヲタクに恋は難しい

前情報一切見てなかったからギミーレボリューションで流れた瞬間いつも今が最高でしょReady Go!!つって立ち上がったオタクおる?

 
ジオウ土

ジオウ女子(恋する小惑星)

 前クールのまちカドまぞくで頭平成になりすぎてジオード(晶洞)とジオジョ(地学女子の略称)がそれっぽく聞こえるの本当に申し訳ない…

というか綺麗なイノ先輩(恋アス)ときたないイノ先輩(おちフル)で事故ってる方が悪くない?

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最新話、平成。

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 「自分のフォロワーをわざと破壊して強いフォロワーを出した!?」(シャドウバース)

TL構築力の強いオタクか?

 

宝路さん「マシュ…」(魔進戦隊キラメイジャー)

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マシュNTRでガルザの方が捗ってない?

 

カマトロ(八男って、それはないでしょう!

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 『八男って、それはないでしょう!』、略してハチナイ。(次クールからハチナイリファインが始まる)


「アイリス様の摘む山菜は、いいぞ…!」(白猫プロジェクトZERO CHRONICLE)

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 物凄いシリアスなBGM流しながら山で採れた山菜をひたすら映している次回予告マジでなんなの…(本編でも白と黒の両陣営が仲良く山菜採りに行き山菜を食べているほのぼの回でした)

 

「不適合者…」(魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜)


魔王学院……………………………………0点!!(最高のアニメすぎてアニメ計測器が壊れたため)

 ちょくちょく計算中が不適合者ネタ擦ってきたの好き

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「なんだよ…ぜんぜん楽しくないぜ、こんなゲーム」(SAOアリシゼーション)

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「よく戻ってきたな」(アノス・ヴォルディゴード)

「帰ってくると思っていたよ、キリト」(司波達也

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SAOアニメ本編のよりこっちの方が面白いのズルくないか????


「言動の説得力を上昇!」(100万の命の上に俺は立っている)

いらすとや版円盤収録されないのか… 

 

「なんだテメェ クソガキ」(ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima 6話)

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ブクロの銀行強盗、名前があったのか…


その力、絶大。(NOBLESSE)

 なんかこのクール絶大ポーズしてる人多くない?

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「お前が食ってるもんじゃなくて違うのがいい……」

「違うのって?」

「ラ ー メ ン(ドヤ顔)」(NOBLESSE)

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2020秋クールダークホースのNOBLESSEさん。イケメン韓国だと思ったらシュールギャグを挟まないと気が済まない最高の"日常"系アニメだったので完全にごちうさBLOOMとのツートップ でしたね…

 

「攻撃されてる!起きて戦え!戦え!!戦え!!!!」(鬼滅の刃 無限列車編)

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鬼滅の刃が優秀すぎてごちうさBLOOMとかニジガク(彼方先輩)とか神様になった日無限立直編とか計算中(戸田の呼吸 壱ノ型 ダッシュ)とか盛り上がってたクールでしたね…

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デデデ♪デデデ♪デデデ♪(アサルトリリィED『Edel Lilie』)

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舞台観ているオタクはEdel Lilieのサビ前で踊りだすし扉を叩き始めるんだよな…

舞台アサリが物凄い春映画仕草(ノインヴェルト戦術→失敗したのでWチームでWノインヴェルト戦術)してたんだけど、アニメ最終話も全校生徒ノインヴェルト戦術しててワロタ。オタクはノインヴェルト戦術するだけでテンションが上がります…。早く喰らい合って相乗効果(アガってく)!!になってくれ…

毎週(言うほど毎週か?)王さんがイノチ感じてるせいでダーウィンズゲーム思い出 すんだが…

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「戦う!戦って、殺す!」(憂国のモリヤーティ)

戦え!殺せ!悪い貴族はやっつけろ!!戦え!殺せ!悪い貴族はやっつけろ!!f:id:yasai_don:20201231153142j:image

 

タツヤ、なぜ劣等生のフリなんてしているの?」(魔法科高校の劣等生 来訪者編 円盤CM)


「もしかして私たち…とんでもない勘違いをしていた…?

タツヤは質量をエネルギー変換魔法の術者なんかじゃなくて、精神干渉系統に高い適性を持つ魔法士……『†イリュージョンマスター†』……!?」(魔法科高校の劣等生 来訪者編Ⅶ)

 無敵の来訪者、いったい誰だったんだ……

 

「俺の脳が耐え切れるのか…?」(魔法科高校の劣等生 来訪者編ⅩⅢ)

「東京オフショアタワーの地下に常駐している魔法師」」とか「テロリストでしょうか?」「いや、地震だ」とか無敵の来訪者が帰った途端突き抜けて楽しいアニメになった劣等生。バカBGM流れるだけで実況が沸く様式美、死ぬ前に絶対言いた過ぎるだろ…


人を化かす程度の能力で血みどろのサイキックウォーを生き残れたはずもあるまい(無能なナナ9話)

ナナしゃんナナしゃん…

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「北欧の、神話…」「北欧神話…!」(戦翼のシグルリーヴァ 9話)

ドヨルのオーディンタイム(しぐるり→神様デイ)、終盤面白いアニメに挟まれて眠くなる時間になってしもうた… 


「私はまるでしまむらの犬だ」(安達としまむら 9話)

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 猫に始まり犬に終わる、そんな1年だったな…

 

 おわりに

なんだかんだドヨル時間が面白かった1年だったように感じます(BS民なのでリアタイに時差が生じます)。

結局今年は1Qと4Qのアニメばかり見ていたけど来年は置いて行かれないようにしっかりアニメを見ていこうな…!

というわけで2020年を締めくくります。よいお年を!

 

童貞オタクの陰キャ仕草しかない元ソルジャー1stに転生(リメイク)してしまった…

「…………」(寝てるふりをして机に突っ伏しているクラウド)

「さっきの体育の時間のティファちゃん見たか!?乳揺れ半端ねーよなw」

「…………………」(めっちゃ聞き耳立ててる)

「エアリスちゃんの透けブラもやばすぎだろw

  クラウドもそう思うだろ?」

「興味ないね(キリッ」

 

FINAL FANTASY7 REMAKE(FF7R)をクリアしました。

僕はFF7をプレイしたことがなかったので、FF7の知識といえば遊戯王音MADが主でディシディアキングダムハーツ、更にはスマブラ等の他作品への出演くらいしか知りませんでした。

でもcv.櫻井孝宏のイケメンに惹かれないはずもなく、「クラウドって大剣背負ってて強いしバイク乗れるしクールで不愛想だけどめちゃくちゃかっこいいよな…そりゃ全国の小中学生に人気出るよな…(なんでたまに肩から羽根生えてるんだ…?)」と思っていました。

でもFF7Rをプレイしてみて………………

 

クラウド・・・?

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クラウド・・・・・・
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く、クラウド・・・・・・

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クラウドだってィくときわ射精するんだょ…

童貞男性の竿を他人に握らせるな!!!初風俗らしく余韻に浸るのはやめろ!!

 

完全にこれまで持っていたクラウドさんのイメージが崩れてしまった…

クラウドさん、嘘だろ…?あのクラウドさんが手コキ屋でこんな気持ち良さそうな顔するなんて…ティファにも…俺だって見せたことない顔を…!

そもそも外に彼女待たせてるのに一人で気持ち良くなってんじゃないよ…

元ソルジャー1stの誇りはどうしたんだ…そんなんじゃまた守れないぞ…♡

 

全国のスマブラクラウドを持ちキャラにしているキッズやオンラインゲームのIDを「†クラウド†」「KURAUDO」にしている中学生たちはこんな顔と声が良くて武器も戦い方もかっこいいだけの童貞丸出しチョコボ頭のことが好きだったのか…?中学時代にディシディアクラウドを持ちキャラにしていた某Iくんも実は「ちなみに彼女もティファに似てるw(聞いてない)」とか言ってるイキリキッズだったのか…?

 

その謎を確かめるために我々は原作FF7を購入した…

 

ということでFF7R(と原作FF7)の感想記事です。

原作→リメイクの順にプレイしました。FF7もFF7Rも面白かったです。

初見らしくリメイク→原作とプレイするのもアリかと思ったのですが、僕は人生2周目の「クラウド」として可愛い彼女たちと戯れながらミッドガルを駆け抜けたかったんです。絶対にクラウドの両隣に女の子しか置かんと決めていました。

原作ではクラウドの出自に関わるところで「本来のクラウド」に対する見方がプレイヤー・ゲーム内のキャラクター共に二転三転します。

ですが元ソルジャー1stのクラウド、本来のクラウド、派生作品のクラウドともどこか違うようなリメイクのクラウドさんは…親近感の湧くような…この…なに?

なんだかんだ果てしなくクラウドさん(とティファ)が好きになってしまったんですけど、クラウドさんの面白ポイントは全陰キャぶってるオタクに見てほしいのでその一部を紹介します。

 

 

クラウドさんの童貞オタクムーヴがかわいい

 

クラウド(FF7原作)

元ソルジャー1stの凄腕の何でも屋として登場します。超強そう。

もう発言が強いです。なんかイキりまくってます。

初心者相手にキレるクラウドさん…。僕がティファだったら恥ずかしくて埋まりたくなってるかもしれない。

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蜜蜂の館でのクラウドさんは有名なところ。めちゃくちゃクールに気取ってながら「ここには女装に必要な何かがある…俺にはわかるんだ…」「行くぜ!!」と彼女連れで単身風俗に行くような男ですからね…

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クラウド(FF7R)

元ソルジャー1st(笑)の顔と声が良すぎるイキり陰キャくん。

リメイクのクラウドさんはイケメンで強くて頼れてクールぶってるけど絆されやすい人間味のあるキャラクターというか、ティファに甘々なキャラクターというか…

リメイクのクラウドの印象として大きく変わったのはやはり人間味でしょう。

原作だとクール・強い・ぶっきらぼうだったのが、面倒ごとだと思いつつティファやエアリスたちとデート(何でも屋の仕事)したり、自分を取り巻くヒロインたちのちょっとHな仕草にドギマギしたり、意外と熱血主人公みたいなムーヴしたり…そこは櫻井孝宏氏の熱演が光るところです。

いやマジで童貞みたいな情けない声を出すクラウドさんが可愛いんですよ…例えるなら僕ヤバの市川でシコってる時の気分です。

列車から飛び降りてバスターソードを構えてるところまではかっこよかった。その後はずっとオタクくんさぁ…………みたいな感じです。

 

ハイタッチができないクラウド

 

クラスの陽キャ女子が体育祭とかで「やったね○○くん!」とハイタッチしようと手を差し出すも反応できないオタクくんムーヴやんけ〜〜〜〜!!!

「アッ……ォゥ……」みたいな悲しそうな声が本当にオタクくんすぎて無理。辛すぎて紀貫之になってる。

 

もしFF7Rが原作みたいにキャラに好きな名前付けられるようになっていたら、主人公(クラウド)に自分の名前付けてのプレイ中に何故か見覚えのオタクくん仕草でコミュニケーション失敗する様子に共感性羞恥でマジで悶絶してたかもしれない。FF7ユアストーリーにならなくて本当に良かった…

ちなみにこのハイタッチ、1回目はハイタッチ待ちのエアリスに気付かない、2回目は上記のようにハイタッチしようとするもエアリスに気付かれない、3回目は六番街道を出終わる辺りで発生するのだが、なんと△ボタン長押しを要求される。いやマジで悲しくならない…?

 

ダンシングクラウド

蜜蜂の館でのイベントで何故かダンスを踊ることになったクラウド(←??????wwww)。残念だが「ダンスは…苦手だな」は元ソルジャー1stには通用しない。(ちなみにアルティマニアで「ソルジャーの入隊試験にダンスがあるらしい」ことが言及されました)

 

リメイクにおいて練習・本番(アニヤンとのダンス)と2回のダンスシーンがあり、軽快なBGMに合わせてボタンを押そうとするもクラウドさんの動きで笑いを堪えきれないプレイヤーが続出した。それにしてもこのクラウドノリノリである

ダンシング陰キャといえば中高生頃の我々オタクが毎週日曜8:30にテレビの前でプリキュアのEDを踊っていたことは抑えておきたいところである。きっとクラウドもドキドキプリキュアのEDとか踊っていたのだろう…

 

女装クラウド

男の勝負はダンスバトル!なアニヤンとのリズムゲームが終わると原作通りクラウドの女装シーンとなる。クラウドの女装用ドレスも、ティファ・エアリスと同じく3種類用意されている。そして、クラウドさんも可愛い。

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いやこれ顔のいい主人公が女装させたらヒロイン差し置いてめっちゃ美人になってるヤツや〜〜〜〜ん!!!www いやラノベかよ。

とか思ってたら週刊少年ジャンプで幼馴染みTSふんどし百合が新連載で始まった。時代がFF7に追いついてきた。

文化祭で「オタクくん女装とか似合うんじゃね?w」とクラスの陽キャたちに言われるがまま女装させられて、あまり気乗りしないせず着替えた後「オタクくん、メイクしたげよっか♪」と陽キャ女子が丁寧に化粧してくれて「あっ、ちょっと!メイク中は目開けちゃダメだって〜」と呼吸音まで聞こえるくらい近くに女子の顔があるのに目も開けられずめちゃくちゃいい匂いだけを感じてありえんドキドキするヤツやんこれ〜〜〜〜〜!!!wwww

 

百合の間に挟まるクラウド

お化けが出ると噂の列車墓場。幽霊にビビる女連れのクラウドに、事件は起こった。

まずはエアリスからの腕に抱きつくアプローチ!

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オバケは専門外だと?可愛いね♡俺が守るよ♡
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負けじとティファももう片方の腕に抱きつく!

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そして……

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百合の間に挟まるクラウド

このクラウドの表情が物語っている。両手に花なのになんでこんな悲しそうな顔してんの…

この後クラウドを移動させる時に2人の腕を振り解いて前に進もうとしているのが見れます。ど、童貞くん…

ティファ救出後のチャプター10・11はほぼクラウドと美女2人の3人旅となる。……のだが、女子2人に振り回されたりカッコつけようとしてキマらなかったりとハーレムなのかヘタレなのかわからない様子のクラウドとその一部始終を見させられ続けるプレイヤー(俺)。

 

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上の画像も足を踏み外したエアリスを助けるティファを支えようとするがタイミングが悪く「ォ、ォゥ…」とヘタレな声を出して差し伸ばした手を引っ込めるクラウドさんです。

前述の「ティファの前では素直で、幼馴染みを守りたいクラウド」「エアリスの前では背伸びしてかっこつけようとするクラウド」の両方が楽しめるのでまさにギャルゲーです。

  

神羅カンパニーで同期と遭遇する元ソルジャー1stのクラウドさん

 

元ソルジャー1stでイキリ散らかしていたクラウドさん、死亡説が流れていたwww

これにはクラウドの設定に付き合ってあげているティファも冷や汗。

「えっ⁉️クラウド⁉️クラウドやんお前〜〜❗️めっちゃ久しぶりやんな笑👊音沙汰なさすぎて死亡説流れとったで❗️😆💥ところでそのソルジャーみたいな格好どうしたん笑笑❓🤔」とか言われなくて良かった…

凄腕の何でも屋として七番街でアバランチの面々にイキってて彼女と友人と街に出てきたら昔イジメられてた知り合いに偶然遭遇して萎縮してる時のオタクくんにならなくて本当によかった…

 

ティファに優しいクラウド

5年ぶりに再会した幼馴染みと隣の部屋で暮らすクラウドさん

七番街で便利屋の仕事を始めることになったクラウド。ティファが仮住まいのアパートを紹介してもらうが、なんとその部屋はティファの部屋の隣だった…!?

え???ヤバすぎん??????

ソルジャーを目指す旅から帰ってきたらずっと好きだった幼馴染みと5年ぶり(7年ぶり)に再会、美人で巨乳になってて驚くのも束の間、その幼馴染みと隣の部屋で生活って今どきラノベでもそんなベタな展開ないよ!???!

ひとつ屋根の下、クラウドとティファ、何も起きないはずがなく…

というわけで1枚壁を隔てたティファとのドキドキイチャ甘生活がスタートだ!……と思ったら隣は病気でうなされている黒マントの男でいきなりセフィロスと見間違えて剣を抜こうとするも天井に剣がぶつかって抜けない醜態を晒しながらセフィロス(偽)に押し倒されるのだった……

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いやどういうことだよ。なんでクラウドがティファやエアリスを押し倒す前にお前がホモに押し倒されてんだよ。ラノベみたいな話だったのにアニプレックスのアニメ第1話のクソオチみたいになっちゃったよ。

ちなみにその章のクエストを全部クリアするとティファとの密会イベントが始まり、ティファの部屋にお呼ばれしたクラウドは終始ドキドキした様子を見せてくれるのでめちゃくちゃ可愛いです。

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これも大概よくわからん

 

クラウドとゆかいな仲間たち

かっこつけてティファを口説くクラウド

原作と比べて露出が減りまくってると話題になったティファ。天野イラストは好きなんだけど原作でのムービーだとありえんおっぱいがデカくて普通に揺れたり崖の上に乗せたりしているからマジで下品な乳なのですが、FF7Rは一味ちかう。

おっぱいが硬いのだ。

近年のおっぱいは「乳が長いほど健康長寿によく効く」だとか「乳輪の広さはすなわち心の広さを表している」だとか乳にまつわる都市伝説のあれこれが流布されている。

しかしティファのおっぱいはどうだろう。谷間の主張は抑え、乳揺れさえも抑え、更にはニーソックスで生足の露出も抑えスパッツを着込む完全防御態勢。だが、エッチなのだ。

 

なんていやらしいボディを…と思う反面、これを世のオタクにシコられまいとするクラウドの気持ちが身にしみる。ティファは俺が守る。やはり俺はクラウドなのかもしれない…

 

さて、初任務から戻ってきて雑用をこなした後ティファに一杯作ってもらうことに。

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「キツいのくれないか」

………………このなんかキマらない感じが可愛いよね。

 

そしてカクテルの色を見ながら「きれいだ」とわざとらしい口説き文句を言うも、ティファにかわされてカウンターで一人佇むクラウドさん。可愛いね…
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ティファも「アハッ……行かなきゃ」という受け答えも、照れ隠しとも取れるしいきなりクラウドが柄にもない甘いセリフを言ってきて反応に困って逃げたとも取れる反応なのが絶妙な後味でオタクくんさぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!って感じです。

 

ティファとの距離感

FF7Rは原作とは比べ物にならないくらいクラウド→ティファの描写が増されています。そもそもクラウドがソルジャーになるきっかけがティファの存在だったのもあるし、ティファとの約束を根底に情の厚い性格になっているリメイクのクラウドを見ていると本当に感慨深い。

僕は「ヒロインのことを絶対に守る主人公が苦しんでいる時に身を張って主人公を守る為に戦うヒロイン」の構図が死ぬほど好きなので、そもそもティファのことが完全解釈一致で好きなのかもしれない。俺…………クラウド……………

 

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クラウドからのボディタッチが多くて………………………………嬉しい!!!

原作終盤の要介護クラウドやティファ√(好感度高いと最終決戦直前に2人きりでイチャコラするやつ)が好きなクラティファのオタクほど刺さるはず。  

 

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好感度が高いと発生する神羅ビル突入前のデートシーンでも、ティファの方から悩みを打ち明けてきます。

ここまで散々童貞ムーヴをかましてきたヘタレソルジャーのクラウドを見てきたので「クラウド!流石に、わかるやろ…?ティファのこと、抱きしめたれや…ギュッと抱きしめたれや!!」と親目線で見守るイベントになれます。実際にちゃんと抱きしめた時叫んじゃった…


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クラティファのイチャイチャも捨て難いのですが、「背中を預け合える幼馴染み」という関係もめちゃくちゃ好きなんですよね。

FF7Rはムービーのせいか、クラウドがティファを守る描写だけでなく、ティファがクラウドに助けの手を伸ばす描写も原作以上に印象的な気がします。

「困った時にティファを助けるヒーロー」も「強くなって帰ってきた頼れる幼馴染み」もお互いの考えてる関係性を双方とも満たしている描写が多いのでマジでカプ厨になりそう。

 

クラウドとティファのことが好きすぎてクラティイチャラブスケベピクチャーしか信用できなくなった…ティファの凌辱ものとかエアリスによるクラウド陰湿NTRとか無理になっちゃった…

俺、クラウドにはなりきれませんでした。

 

エアリスとかいうエッチなお姉さん

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これがスクエニが世に送り出した令和のおねショタか…

神羅兵から逃げてる最中にいきなり花を売ってくる(意味深)女。

原作のエアリスはクラウドと2人旅してちょっといい感じの雰囲気になってきたのに急にカタコトになり、しまいには連れ去られて救出する頃には電波キャラになり勝手にいなくなるという、結婚後に宗教勧誘とかしてきそうな一番苦労させられるタイプの女でした。

一方リメイクでは、カタコトっぽいのはそのままに、無防備な胸元でクラウドをからかい反応を楽しむエッチなお姉さんになってしまいました。

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本当に胸元がスケベすぎる。クラウドの身長だと意識しなくても谷間が見えてしまうのに、やけに屈んだりしてくるせいで視線が吸い寄せられる。

 

「(花の)値段 相手見て決めるの」とかいやらしいセリフが多すぎて全国の処女厨クラウドが頭を悩ませた元凶。

ストーリー的にも意味深な発言が多くて胸元以外にも目が離せない重要キャラです。

スラムの教会に落ちてきて再会、そしてタークスからの逃避行が原作よりかなり尺が伸びている分、かなり甘酸っぱいデートとなっています。

クラウドはエアリスの前だと常に背伸びしてかっこつけようとするのですが、エアリスはなんとなくそれに気付いていて逆にからかってくるといった、もどかしさというかこそばゆさというか。

カップルっぽくもあり、精神年齢的にも姉弟のようであり、そんな不思議なおねショタみたいな関係です。

加えて、陰キャクラウドがエアリスの陽キャ仕草についていけないところに共感性羞恥を感じ鬱になれるという、1度で2回楽しめるような女です。

 

バレット

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戦闘勝利のファンファーレが流れないので自分で歌う変なおっさん。

 

レッドⅩⅢ

もふもふしてて可愛い。神羅の犬(猫?)って呼ばれてたシーン好き。次回作のプレイアブル化を楽しみにしてます。

 

セフィロス

僕の中で長剣持ってる細身の強い奴は大抵ホモorオカマというイメージなんですけど、案の定セフィロスも例に漏れませんでした…。

出てくるたびに「待っていたぞ…クラウド…♡」「早く来い、クラウド♡」「おまえの力が必要だ♡クラウド♡♡ともに運命に抗ってみないか♡♡♡」と終始クラウドのケツを狙ってくる片翼のホモ。

原作でのラスボス……と思いきや開始1時間くらい(最初のボス倒してダンジョン脱出した辺り)で出てくる。

そしていきなりホモすぎてプレイヤーをドン引きさせる。

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あまりにもねっとりしすぎててガチすぎる。

その後も幻覚として度々クラウドの目の前に現れる。

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ものすごいヤンホモ。

 

終盤マザコンぶりを発揮したり色々暗躍(?)しており、クラウドたちを寄せ付けない強さを見せつけ、エアリスからも「本当の敵は神羅じゃない セフィロスだよ」と言われるくらい存在感があるセフィロス

ラストバトルでクラウドと2人きりで戦うシーンはガチで戦慄。「俺は消えたくない。おまえを消したくはない…」はさすがのクラウドもドン引き。「終末の7秒前」の話をしてくるが、もはやクラウドを催眠音声で射精管理しているようにしか聞こえない。

というかいちいち耳元でねっとり囁くのやめてほしい。男同士で心で語り合う描写はなんだかんだ後ろに回り込みがちなのはわかるけどこいつバックアタックしすぎだろ。剣士なんだから正面から戦えよ…

 

ホモなのでどこにでも現れるし、やたらと浮きたがる。原作だと地面から生えてきたり、マテリアを投げつけてクラウドが怯んでる隙に地面と水平に飛んで行ったりするが、最強のホモなので不思議と納得できる。

 

多くの媒体ではクラウドが因縁の相手として追い回す側なのだが、原作だとセフィロスクラウドが絶対帰ってくることを確信しているヤンデレの元カノ気取りだし、クラウドセフィロスを目の前にするの頭がフットーするくらいおかしくなってしまう。そう考えるとFF7Rの関係の方が健全なのかもしれない…(?????)

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セフィロスのテーマも実はこいつが自分で歌ってそう。ホモは壮大なBGMが流れがちだし、強くて変な奴はよく歌うし。サティスファクションタウン編の鬼柳かよ…

 

ザックス

なんか生きてた。

 

運命の番人フィーラー

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FF7Rのオリジナル要素。

「お前たちの(色んな解釈の)FF7って醜くないか?」と言わんばかりに、運命(本来の星が辿るべき歴史)にそぐわない事象を修正して綺麗に舗装し直そうとしてくる。具体的には原作には有り得かった行動(≒それによって本来の未来が著しく変わるような行動)をする者を邪魔してくる。

ラスボスの前座のフィーラー戦の絵面が完全に夏映画すぎるし、クラウドたちも瞬瞬必生で立ち向かうのでもう頭平成まみれや。

倒したはずだけど次回作で「アァァ…ハァ…FF7Rは俺が作る…!」と出てきそう。おっぱいからミサイルも出しそう。

 

FF7リメイク感想

結論から言うと、エッチなスクショをたくさん撮れるゲームは楽しい!!!

 

ゲームとしての出来栄えは非常に良いと思います。

動(アクション)と静(アクティブコマンド)が上手く融合したバトルは万人受けしそうだし、ストーリーも原作をなぞりながらも"ズレ"を生み出していき、最後は原作のFF7とは全く違う物語が続編で描かれることを示唆する展開になっていくのは非常に新鮮でした。

アルティマニアでもやはり言及されていた「終末の7秒前」は当然気になるところですよね。あのイベントシーンで忘れらるる都のBGMを流しながら「そこから先はまだ存在していない」「ここから先はおまえ次第だ」のセリフからも、もしかしたらエアリスの死亡すら回避しうる展開が待ち受けてると思うと正直楽しみでしかないです。

 

「なんでミッドガル編で分割するの?」「最初から完全版にしてよ」という意見もあるにはあるんですけど、原作の無からメイン・サブイベントを生み出し新訳ミッドガル編を作ったこと、ストーリー・戦闘共にクリアするのに長さも難易度もちょうどいい塩梅だったこと(5月以降はゼノブレイドとかポケモンとかガンダムMBONとか色々控えてるからね)、フィーラーを踏まえて最終戦イベントがかなり好みだったこと、何より原作とは少し違うクラウドの印象が綺麗に染み付いた一区切りだったので、その点に関しては購入する際に心配することはないと思います。プレイ時間は大体30〜40時間くらいなので、普通のフルプライスゲームとなんら変わらないボリュームです。

 

そしてなんといってもクラウドさんが超究極可愛い。

原作でもコミュ障クールなクラウドが更にリアリティのある陰のオーラを纏い令和にリメイクされて帰ってきました。普通にかっこいいし、強いんです。声も凛々しく、大剣を振るい闘う姿は今でもあこがれの対象です。ただ、時折垣間見せる生まれ持った陰キャの素質から放たれるイキリムーヴや女慣れしていないcv.櫻井孝宏が、オタクの実体験に突き刺さりマジで見てらんなくなります(スクショの手は止まらない)。

これからFF7Rを始めるオタクの皆さんは、是非「クラウドは超絶強くてかっこいい憧れのヒーロー」という認識でプレイしてみてください。陰キャオタクの童貞くんがクラウドに自己投影すると本当に辛くなります。感想もお待ちしております。

 

ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4

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  • 発売日: 2020/04/10
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2019年思い出に残るセリフ集

さあ始まりました2019年の印象に残ったセリフ集。まさかの30日が仕事だったために急いで書きました。

〇コ〇コ流行語で不快な単語ランクインしてるやんけ!と思ったけど自分のブログも大差ない内容で悲しくなりません?という前置きはさておきどうぞ!

 

 

ちなみに去年のはこちら。

yasai-don.hatenablog.com

 

 

「お迎えに参りました、ゼロ」(コードギアス 復活のルルーシュ)

ゼロ(スザク)どころか誰もいなくて爆死するの実家のような安心感だ…

 


「みゃー姉の社会不適合者〜〜!!」(わたしに天使が舞い降りた!)

 社会不適合者のくせに毎日風呂に入るな。

 

「うおおおおおおお みゃー姉〜〜〜!!!」(わたしに天使が舞い降りた!)

フォックスの上+Bかよ。

 

「超音波振動」

「空気噴射」(賢者の孫)

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クソダサ字幕カットインアニメだ!!と思ったら制服の魔法弄って以降全然使われなくなった… 


「また俺なんかやっちゃいました?」(賢者の孫)

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ネモは賢孫のオタク。

 
「マジカル自白剤」

「マジカルスパンキング」(魔法少女特殊戦あすか)

マジカルスパンキングって何?w


まほあす、もっとひどい戦争で第二次魔法大戦くるか!?と思いきや普通に良アニメだったんだけど、マジックナンバー「301」が登場して平成最後の魔法戦争になってしまった…

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「お客様の中にアイドルはいらっしゃいませんか?」🤔

「「「「いらっしゃいます」」」」🙋‍♂️🙋‍♂️🙋‍♂️🙋‍♂️

(B-PROJECT〜絶頂*エモーション〜)

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どんな確率だよ…(そこ?)

 

「盾だからか…?俺が!!盾だから!!!」(盾の勇者の成り上がり)

ポケモン盾買って最初のポケモンに逃げられた後、奴隷商人から買ったジグザグマポケモンリーグ優勝してそう。

盾の勇者といえば石川プロ×瀬戸麻沙美青春ブタ野郎タッグのアニメでしたが(BS11での番組表も盾の勇者→青ブタ再放送の流れだった)、まさかこの時は俺好きが実質盾の勇者になるなんて1ミリも思わず…


「この肉まんおばけ〜!」(五等分の花嫁)

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デブ女が食い逃げで逮捕される店舗特典なに?

  

「赤ちゃん、出るよ!」(HUGっと!プリキュア)

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赤ちゃんだから出てる。

 

「下から火を焚いているからな…」(KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-)

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 ユキ様、自分の担当回が終わった瞬間「うむ…!」みたいなことしか言わなくなって鳳寿司の親方になっちゃった…

 

「可愛くない争いが起きてしまいました」(キラッとプリ☆チャン )

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敵対勢力を1人ずつ処刑していく金森まりあ様「平和になりました〜♡」


「いや俺Gカップ好きだよ!」(淫らな青ちゃんは勉強ができない)

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 勉強ができないアニメの時期が被るのおかしくない?

 

「こら」(なんでここに先生が!?)

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どうして私が美術科に!?

なんでここに先生が!?

 

「魔力操作…文字通り魔力を操作できるってことだよな…」(ありふれた職業で世界最強)

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KUSEN-MADOUSHI-KOUHOSEI NO KYOUKANみたいなローマ字のアニメだ!!

僕の左手…っ!僕の腕を食べたぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

「続け!」(魔王様、リトライ!)

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魔王様リトライ!、異常なアニメすぎて他のアニメたちがラスボスと激戦を繰り広げる中ラスト3話くらいずっと風呂入って喋ってたんだが…

 


「もう終わりだみぃ」(Re:ステージ!ドリームデイズ♪)

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【Re:ステージ!プリズムステップ】TVCMスペシャルバージョン 

www.youtube.com

これのせいでハッピータイフーンがゴンゾーのテーマ曲にしか聞こえなくなった…

 

「ウソップ!!!」

「何やってんだお前ェ!!!!」(ワンピース スタンピード)

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映画観に行くたびに予告で死んでるウソップが映るのも笑うけど、本編PVのおもしろシーンを爆速で回収してるのめちゃくちゃ面白かった…


「WHOooooooo!!!(魚)」 (ビジネスフィッシュ)

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なんで流行ってないんだ…

 

「大人になりなさい」(ドラゴンクエスト ユア・ストーリー)

斎木ゆあストーリー。俺にとってのドラクエVはお前が最初だったんだが…

 

「お前たちの平成って、醜くないか?」(仮面ライダージオウOver Quartzer)

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テレビにDA PUMPが出てくるたびに平成が終わる頭平成な人。

「将来の夢は?」「自衛隊かISSA」


「お前と一緒に、新しい未来を作っていきたいんだよ!!」(仮面ライダージオウ)

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まちカドまぞく!!!!!

 

「令和最近少し慣れたけど…」

「私、平成を保てたわ!」(まちカドまぞく)

まちカドまぞく9話、放送時期がジオウOver Quartzerの後のせいで盛大に事故ってしまった…

 

「いらない いらない いらない いらない

 いらない」(グランベルム)

令和の龍騎ことグランベルムのED。

OPのOver Quartzerのせいで藍井EIRがトラ柄の玉座に座ってるイメージしかないんだが…


「アドレナリン

 ドーパミン

 エンドルフィン」(グランベルム)

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上述のEDをキャンセル発動する女。

日笠が楽しそうでよかった。


「だからどうか────マイリトルレイディ 私にあなたを、殺させないでくださいね」(アサシンズプライド)

TVアニメ アサシンズプライド lesson L(クーファ=ヴァンピール) 

www.youtube.com

cv.小野大輔の超絶イケボキャラソンなんなんだよ…

 


「バカな…?カウンターストップしてるんだぞ!人間が敵うわけがない!!」

「カウンターストップか…残念だが、こっちはリミットブレイクしてるんだ」(アサシンズプライド)

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あーなるほどそういうことね、完全に理解した


「恥の多い生涯を送ってきました…」

「いよいよ合格式か…」

「葉藏…笑え」

「俺と来い、葉藏!俺のオルフェウスになれ」

「望まぬ未来を引き寄せたか…」

「泣いている葉藏😢胸には血が…」

(HUMAN LOST人間失格)

HUMAN LOSTはじめようセット。

「HUMAN LOST 人間失格Official  Main Trailer 【2019年11月29日(金)全国公開】 

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【全人間、失格】11月29日公開 劇場アニメ「HUMAN LOST 人間失格Official Main Trailer 主演:宮野真守

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だいたいこのPVでこの作品の楽しさが垣間見れる。世界熱狂するのもわかるわ…

HUMAN LOST、および人間失格のせいでフラグタイム神田川JET GIRLS、遊戯王5Ds110話を始めとする多くの作品が失格した…

僕も人間失格を読んでからHUMAN LOST観に行ったのですが、堀木は文明破壊を目論んでないし失格怪獣も出てこないしレインボーブリッジも出てこなくて笑った。ついでに太宰治異世界転生してなくて笑った。

太宰治も知らない合格シーンがあるアニメ!ぼくたちは勉強ができない2期!!!


「戦×恋、一糸纏わぬ姿で、抱き合って濃厚ディープキス5分間」(戦×恋)

すごい真面目なトーンで説明するヤバアニメの片鱗…と思ったら最終話直前に二葉姉も戦×恋 一糸纏わぬ姿で抱き合ってDK5分間しててWHooooooooooooo!!!(魚)つった。


「グッド・バイ、というわけか…」(神田川JET GIRLS)

神田川JET GIRLS第9話、どういうわけか太宰治リスペクト回だったんだけど完全にHUMAN LOSTと事故っちゃったやんけ…(ちなみにこの会話相手の環楓花さんは幼少期から太宰治作品ばかり読んでいたという設定らしい。竹一黄奈子かよ)

 

そのほかにも、

ガーリーエア餃子(ガーリー・エアフォース

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八月のシンデレラ炒飯(八月のシンデレラナイン

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剣を壁に突き刺してぶら下がってるキリトとアリス(SAO)

 
オナニーしながら挿入歌歌う女(cv.日笠陽子)(ドメカノ)

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アナルパイルバンカー抜かれながら絶頂するブラックドラゴン(cv.日笠陽子)(ありふれ太郎)

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などはとても良かったですね…

 

総評

2019年を振り返りました。全然アニメ見れてねぇな!

今年の作品は台風みたいなトンデモ作品に事故った作品が多かった…ほとんどジオウOQとかHUMAN LOSTのせいだけど。

令和のビルドもたくさんあったのでもう何がなんだか…(ちなみに来期も令和のビルドアニメがあります)

バトガの終了などショッキングなことも多かったですが、ハチナイに移住して楽しくやっています。バト月のシンデレラナインの女のホモめっちゃ面白いからTLのオタクも軽率に始めてください…

それでは、紅白でP.A.R.T.Y.→U.S.A.メドレーを聞いたところでこの画像を貼って終わります。良いお年を!

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TVアニメ『恋する小惑星』先行上映に行ってきました

火星で発見されたまんがタイムきららキャラットが引き起こした3号連続のアニメ化発表から10ヶ月…

我が国は「まちカドまぞく」「恋する小惑星」「おちこぼれフルーツタルト」の三つに分かれ混沌を極めていた!

 

こんにちは、しぐまむらです。

 

今回はまんがタイムきららキャラット連載中の『恋する小惑星(アステロイド)』の第1話先行上映に行ってきたのでレポします。

先行上映は1週間前なのに遅すぎじゃない?非力な私を許してくれ…

 

はじめに

幼いころ、キャンプ場で出会った男の子と"小惑星を見つける"という約束をした木ノ幡みら。

高校では天文部へ入部しようとしたが、今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」になっていた……?

 

地学系女子(ジオジョ)たちと一緒に、いろんなキラキラを探しに行きませんか?

 

引用‐恋する小惑星 http://koiastv.com/intro.html

 

まんがタイムきららキャラットでの12月〜2月の3号連続アニメ化発表、その第2弾としてアニメ化決定の報が流れた『恋する小惑星』。

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既刊は当時2巻までと短いものの、2018年11月開催の「まんがタイムきらら展」でのショートムービーで主人公・あおが動く姿が確認的できたことから、ファンからも「これはアニメ化するでしょう…」と期待が持たれていた恋アス。(まあその後の連載がちょうど3年生卒業とかのイベントが重なる回だったため昨今の打ち切りムーヴに侵食されないかヒヤヒヤものでしたが…)

 

さて、この作品の魅力は「きらら作品」らしい可愛さだけでなく、天文や地質といった分野に厚い作品であることです。

我々が日常的に知っているレベルである地学系の知識を、面白おかしく拡張してくれる。

そして、登場人物もまた他の人に触れ、自分の知識や視野を拡張させていきます。

「キラキラ」。恋アスにおいて、とりわけアニメ化されるにあたり多用されるワードです。

この言葉は空の明るさ、星の輝き…そういった目に見える光をイメージしがちです。

しかし、この作品ではその限りではない。知らないものを知った時の胸躍る感情、自分の世界が更に拓けていく時の感動、そうした内面・外面への「気づき」が生まれた瞬間こそまさに輝いている、そんな作品です。

恋アスで面白い回は登場人物・読者ともにまさにそうした「気づき」が発生する回です。

1話の「変光星ってこんなにある」、子供たちと天体観測する回の「今見ている星は200年前の姿である」……。

一見ロマンチックな存在である星が、現実味を帯びていく感覚。これぞ作品における「体験」に他ならないと感じます。

だからこそ「あお物知りだからきっと私よりもっと『具体的に』不安なんだ…」なシーンがリアリティのある焦燥感で好きなんですよね…

 

ちなみによく「恋アスは実質ビルド」とTwitterとかで言われていますが、誰も地球外パワーを発動しないしパンドラタワーの頂上(ぐんま天文台)も出てきません。ついでに獅子座のレグルスを見てオーマの日を解説してくる人は出てこないし木ノ幡みらイドウォッチも出てこないしウォズギンガファイナリーにも変身しません。

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先行上映感想

 

恋する小惑星の記念すべき第1話先行上映はお台場アクアシティ。4Fの熊沢書店にはしっかり恋アス1巻2巻が置いてありました。偉い。

台場駅から見えるのは2019年秋クールに話題となった超SF大作『HUMAN LOST人間失格』にも登場したあのレインボーブリッジが。43秒フラットで駆け抜けてるオタクは誰もいませんでした。

 劇場はオタクで賑わい、シアター前の等身大パネルにはそれぞれ声優のサインが書かれており長蛇の列に!

 そして始まるTVアニメ恋する小惑星

 

アバンタイトル

幼少期のみらとあおが出会うシーンから。

夜空を眺めるボーイミーツガール(仮)。

変光星」は「転校生」に聞こえるようなディレクションがあったそうです。

すげーーーーー夜空の描写が綺麗で気合入ってました。というのも、恋アスの制作スタッフに天文ファンが多いらしく、とりわけプロデューサーの山下氏は天文雑誌『星ナビ』に星景写真を投稿し掲載されたこともあるそうです。ちなみにティザービジュアル始めとするイラストの背景の星空も山下Pが自身で撮影した星空を元にしてるとか。詳しい話は恋アスアニメ化特集も組まれている星ナビ1月号を読んでください。

 

そして舞台は現代へ。

「去年まであった天文部がなーーーーーい!!」

天文を志すみらは今年から天文部と地質研究会が合併して「地学部」になっていることを知ります。

回想で昨年の文化祭の様子が原作より詳しく描写されていました。セクシープラネタリウムのモンロー先輩の乳がデカすぎてビビるので絶対一時停止したい。

 先生に連れられ部室棟に向かうみらとすず。

途中の会話シーンも歩き続けてたのでめちゃくちゃ遠そうな部室棟になってます。

そして、建物が古くて立派!モデルがありそうなデザインでしたがどこだかは分からず…

 地学部の扉を開けると…

「天」

「地」

そしてアニオリで「人」の掛け軸が!!

頭平成なので「戦だね!」というみらの反応に対して脳内の芸津殿が「俺たちの王に続け!!!」って言ってました。鎧武の方じゃないのかよ。

 各部員の自己紹介、さくら先輩の圧がすごい…

「でも約束したので 昔…男の子と」で急に食いつく時のすずちゃんが"ガチ"すぎてcv.上田麗奈、合格!!!!!!!!!!つってしまった…

あの時約束した男の子は女の子だった!?展開でアバン終わり。ちょうど原作1話がアバンですね。

 

まさかのOP有り。

「ASTEROID IN LOVE」が「恋する小惑星」になるのかっけぇぇぇぇ!!!

OPであおが持ってるのは…星座早見盤!やっぱりビルドやんけ…

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OP「歩いていこう!」は東山奈央さんの歌声が夢を追いかける純粋な高校生たちの映像にマッチしててとても良かったです。このまま歩き続けてるって感じ。

 

Aパート

みらからのLINEっぽい何かのメッセージが届きまくるあお。お母さんに助けを求めに行く姿が可愛い…真中母も美人…

みらはみらでメッセージが返ってこないことに思い悩む様子。「想い続けた憧れの君」ってそんな片手ダンプの君みたいな…

「え?だって真中さん女の子だし かわいいし♡」から「相手が女の子なら全然いいの♡」になる時の声のトーンが"ガチ"すぎません?上田麗奈さん、やはり天才か…

屋上で3人お昼ご飯を食べるシーンのフォークを加えて謝るあおがめちゃくちゃ可愛い…すずちゃんじゃなくても落ちますわこれ…

サンドイッチの作画も良く、スカートに落ちるたまごの具がシミが残りそうなくらい美味しそうでした。

あおが性格が変わった理由を話すシーン。「暑…今日なんだかムラムラするね…」でアニオリで「あおちゃんエッチー!」が追加されてたのアニメっぽくて好き。わかるよ、俺もイライラしてる時ムラムラって言っちゃう時あるもん…

 夜に電話しながら星を眺めるあおとみら。「私あおに影響されて結構勉強したんだよ!」で顔を真っ赤するあおちゃん可愛い。照れ描写の間はやはりアニメならではの取り方ではい可愛いの連発。

翌朝、あおと電話した嬉しさでニヤニヤするみら可愛い。

隣のクラスのあおがニヘ〜ってしてるところありえん可愛い!!!萌え〜〜〜〜〜!!!!!!萌えすぎて鈴矢萌になった。

 

ここでAパート終了。ちょうど原作2話目がAパートです。

アイキャッチは双子座?っぽい格好のみらとあおでした。多分黄道12星座で毎週変わるアイキャッチかな?幻の蛇遣い座のXレアはOVA収録になりそう。男たちの†闇†じゃん…

 

Bパート

突然の第1回地学部会議からスタート。

「これ欲しいです」と超大型望遠鏡を見せるみらに劇場でも笑いが。ぐんま天文台にある150cm望遠鏡は国内有数の巨大望遠鏡であり装置自体がまるまる一室使うくらいデカい上に、回転させるため土台が下まで伸びて地面に刺さってる感じになってる)も当時10億円くらいしたらしいので…

部員5人で地質班の少なさを嘆く桜先輩を励ますイノ先輩の反復横跳びがマジで「もそっ…もそっ…」みたいな動きで笑っちゃいました。

高校生なのにセクシー路線でハレンチな衣装も質感がアニメでパワーアップしてます。一方の桜先輩は回想のメガネ付けてるの可愛い。この人黙ってれば美人だな…

イカ・タイム・雲母カラットはやっぱり面白すぎる…

会報の名前がまとまらないところを「ハンバーガー食べたい人〜」でまとめる時の首がグリンってモンロー先輩の方を向く作画のリソースが凄すぎる。

会報誌は「KiRA KiRA」に決定。ナイスキラキラネーム!

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 桜先輩とイノ先輩の会話はハンバーガーショップではなくその帰り道での会話に。超セクシーな石って何?石化してる最中の女のエロ絵かよ

 最後はアニオリのみらとあおが電話しながら星を眺めるシーン。

「あの日の約束、絶対叶えようね…!」

二見ている空は同じだから会話してる二人の距離の隔たりもない、みたいな描写大好き。こういうのもっとやってほしい。

あと急にあおの電話してる時の仕草が彼氏っぽくなってて笑った。というかあおの作画やたら気合い入ってて嬉しい。

 

EDの入りも凄く綺麗。そしてED映像も有り。

地学部それぞれのカットインから始まり、サビは定点観測してる星空の軌跡映像。超おしゃれで壮大感溢れる映像でした!

左の方で一緒に観測してるのナナちゃんチカちゃんなのか新聞部の二人なのかわからず…OP映像にいたのは2階から顔出してたので多分新聞部ズ。

最後はみらが差し出した手をあおが取る構図で〆。

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原作のこのシーン意識してるんだよな…

 

これで第1話終了です。

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アニオリ会話を挟みつつ原作1〜3話分の内容でした。とにかくテンポ感が良く、それは台詞の物量によるものではなく行間の読み方や演出が効いてるものでした。天文学を学びたいガールミーツガールの導入としてとても綺麗にまとまっており、続く2話では河原でのBBQ回であることから天文班・地質班それぞれの観測フェイズが始まり「タメになるアニメ」っぷりを存分に発揮することになりそうですね…!キービジュアルやPV、第1話の演出からもそういうところは気合入れて作るスタッフであることが伝わってくるので楽しみです。スタッフに地学好きが多く、台本にも「○年○月○日の空」とト書きがあるとか。

 

 

トークショー

司会はKADOKAWAの高橋さん。まぞく先行上映と違いまんがタイムきららキャラットの発音が美しく逆に困惑する僕。

今回はメインキャスト5人が登壇。

イノ先輩役・指出さんと「イノちゃんみたいに地図を見ながら迷子になってませんか〜?」いう挨拶が原作エピソード意識しててよかったです。

桜先輩役・東山さんは「出来立てホヤホヤの映像をいの一番に見ました!イノ一番に!」と地質班の仲の良さ(?)をアピール。

あらすじ説明のところで聞き慣れない単語・地学女子(ジオジョ)についての解説が。恋アスで作った言葉だとか。

東山さんと上坂さんは「奇妙な冒険?」と会場を沸かせていました。

地学系女子(ジオジョ)……ジオ……ジオジオ……?

天皇即位の礼でP.A.R.T.Y.を無言RTする頭のおかしなアカウントのことしか浮かびませんが…⌚️

 

スクリーンにでかでかと映しながらキャラ紹介。

天文班3人・地質班2人ですが、立つ順番はみら・あお・イノ・桜・モンローの順番。

東山さん「この2人は地面タイプです!こっち3人は飛行タイプ!」「小惑星ゲットだぜ!」じゃあないが。

 

続いて1話の印象的なシーンをそれぞれのキャストが語ります。

上坂さんは「あおって全然クールじゃないね!」とあおが嬉しさで顔をムニ〜っとするシーン。ここマジで可愛いので本放送で見て。

東山さんはすずが悩んでるみらのほっぺをむにむにするシーン。

指出さんはEDサビ部分の星空の観測をしながら髪がなびいてるシーン。

山口さんはイノ先輩がもそもそ反復横跳びするシーン。「滞空長くね…?格ゲー強そう」と評する上坂さんは置いといて、何故か指出さんが反復横跳びする流れに。なんで!?

「ちゅんるんの反復横跳び遅くない?」という一言から東山さんも壇上で反復横跳びをする流れに。なんでだよ。しかもスカートなのにキレのあるステップでウケる、これが声優の本気か…

最後に高柳さんは「なんといっても表情と目!」とのこと。目が夕焼け空みたいな色にキラキラしてて可愛いんですよね…

 

アフレコでは初対面が多い中、東山さんのおかげで1話から和気藹々としてるとのこと。じゃ…そのいい雰囲気の会にわたしもよばれちゃおうかな…

あだ名で呼び合うLINEグループの中でも流石に「なお坊」とは呼べない後輩声優たち。

 

トーク・宣伝もひと段落し一時退場した東山さんのライブが。「頑張るぞい!」じゃあないが…

OP「歩いていこう!」は地学部のキーワードが散りばめられています。出だしの「俯いた先にも 見上げてる先にも きっと未来は待っているよ」はマイナス/プラスイメージの言葉の対比だけじゃなく、俯く≒地面≒地質班と見上げる≒空≒天文班って感じで作品イメージが成り立ってるのもいいっすね…輝く石とか地図とか宝探しみたいなフレーズにキャラの顔も浮かんできますよね。

 

東山さんの生ライブも終わりに、上坂さん感極まって「人生には意味がある」…

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というわけで恋する小惑星第1話の先行上映イベントでした。

 

感想

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動画工房、合格!!!!!!!!!!

流石のクオリティというか、作画もテンポも良かったのですが、何よりED始めとする星空の描写が強すぎてスタッフの本気を垣間見ました。

第2話(BBQ回)やJAXA回が楽しみすぎるでしょこんなん…絶対アニオリでぐんま天文台出してほしい。

あと顔が良すぎ。あおの表情がきらららしい可愛さに満ちていて最高のアニメーション。綺麗なイノ先輩も可愛いしcv.上田麗奈はまたしても天才的な演技を発揮しているので本当に凄いですよ恋アス。

僕も原作読んでJAXAや地質標本館に行ったので、アニメ初見の人も絶対に行きたくなると思います。原作が良かっただけならアニメだともっと魅力的な描き方をしてくれそうな予感、こういうのは聖地巡礼して体験してナンボですよ。

恋アス原作22話本当に面白いので読んでください。第2巻収録です。

 

平成を終わらせたまちカドまぞく、そしてバトンは受け継がれ令和最初のきららアニメとなる恋する小惑星に今後も期待大ですね!

 

というわけでTVアニメ『恋する小惑星』は2020年1月3日から放送スタート!

明日の地球を投げ出してでも絶対見てくれよな!

 

 

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